2020年、クラウドゲーム関連銘柄を考察する。

拝啓

 2020年はクラウドゲームが徐々に浸透し始めた年。

2年ほど前からこの言葉をたびたび耳にするようになっていたけれど、通信量が大きいため、ベータ版でも酷評を受けていたんだ。

Googleが先駆けてStadiaの発表を行い、ベータテスターを募ってテストしたんんだけど、通信の問題で大規模なゲームができるとはとても言えないような状況だったんだよね。

今年は5Gやe-Sports、PCデバイスなどの外部環境が整いつつあり、各社少しずつ力を入れ、普及する流れになってきた。コロナによる特需の影響もあるだろう。

クラウドゲームに力をいれる会社は、Google、nvidia & softbank / KDDI、ソニー、マイクロソフト、Facebook、アマゾンなどの名だたる大企業。

さっき言ったようにGoogleは、他社にも先駆けて、クラウドゲームのプラットフォーム「Stadia」を発表したし、nvidia & softbankチームはGeForce NOW Powered by SoftBankというプラットフォームの広告を大々的にうっている。

UnityはNY市場でついこの間上場して、まだ時価総額もこれから伸びるんじゃないかな。

でも日本でほんとにクラウドゲームが普及するのかは少し疑問なんだ。

日本はゲームの市場としてはとても大きいのだけど、ソニーや任天堂は圧倒的な存在感を示している。もともと、コンソールゲームの市場だし、ソシャゲ市場は天井圏、海外では知る人はいないゲームプラットフォームのSteamが流行ることもなく、ゲームのチャットアプリであるDiscordはコアなゲームユーザーの利用にとどまった。e-Sports自体はハード、ソフトメーカーだけでなく家電量販店も盛り上げたいと思っているけど、一般層まで普及しない印象を受けるんだ。

いわゆる秋葉原の中だけで盛り上がるもの。にとどまるかどうかがポイントになるのかな。

現状はつまり、そういうことなんだ。そんな中で、可能性がある銘柄をいくつかピックアップしたので、動き出した時の監視銘柄としてここに書いておこうと思う。

シリコンスタジオ(3907)
・時価総額:3,361百万円(2020/11/02)
・グーグルにミドルウェアの提供
・開発受託、人材派遣

エクストリーム(6033)
・時価総額:7,348百万円(2020/11/02)
・開発受託、人材派遣

ガーラ(4777)
・時価総額:4,079百万円(2020/11/02)
・韓国MEGAZONE子会社
・ゲーム、アプリ開発

CRI・ミドルウェア(3698)
・時価総額:8,438百万円(2020/11/02)
・開発用ソフト

これらの銘柄は時価総額も大きくなく、かつソフトの売上に左右されることも少ない動く可能性のある銘柄。

開発としてはゲームだけでなく、VRコンテンツ、さらにはヘルスケアまで可能性がある銘柄を集中してみていく必要があると思っている。

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