2020年、キミは無職になったんだ。

拝啓

 忘れもしない2020年2月、キミは無職になった。

クビになったわけでもなく、コロナウイルスによって仕事がなくなったわけでもない。どちらかというと特需を受けた会社に勤めていた。

でもキミは自分の気持ちにうそをつかないように、その時が辞める時だと考えて会社を辞めた。

それは良しとして、少し自分の実力を過信していたのかもしれない。当然仕事があるはずもなく、キミは日々デイトレをするようになっていくんだ。

久しぶりに市役所に行ったら、それはもう大変。コロナの感染もこわいが、どこに何をしに行けばいいのかすらわからない。

無職になってやったことを一応書き留めておこう。

健康保険証

会社に健康保険証を返還。

これでとうとう無職になったんだ。すっきりした気持ちと不安な気持ちがあったと思うけど、不安な気持ちはその後もどんどん膨れ上がり、苦しくなっていくよ。

健康保険の切替

健康保険は基本的には自動で国民健康保険に切替。

過去の健康保険を任意継続することもできるのだけど、これは安いからという理由で、国保に変えた。

IT健保

令和2年3月分保険料まで
32,300円(介護保険不該当者)

令和2年4月分保険料から
34,850円(介護保険不該当者)
出典:関東ITソフトウェア健康保険組合

国民健康保険

(イ)所得割額 所得に応じて計算する額
前年の総所得金額等-基礎控除33万円×5.27%(加入者ごとに計算)

(ロ)均等割額 世帯の加入者に応じて計算する額

(イ)+(ロ)

切り替えに必要なもの

・資格喪失証明書(退職日のわかる書類等)

・印鑑(認め印)

・年金手帳

離職票

しばらくすると会社から届く離職票。

これをもってハローワークで手続きを進めていかないといかないのだけど、なかなか届かなかったんだよね。転職しない場合だと少し時間がかかるみたいだ。

これがないと年金や健康保険の手続きができないから、大変だったのを覚えているよ。

国民年金への切替

厚生年金から国民年金に切り替わるのだけど、市役所で聞いたところ切り替えには下記の書類等が必要だった。

・健康保険などの資格喪失証明書、もしくは離職票や退職証明書など。
・年金手帳などの基礎年金番号がわかるもの
・身元確認できるもの。免許やパスポートなど
・マイナンバーカード
・印鑑(認め印)

iDeCo

iDeCoはしばらく払えないので当面ストップしたんだ。

失業給付

自己都合退職はやはり3ヶ月間受給はできなかった。しかも3か月程度しか受給できないから、その後の生活はとても困るんだ。

何も知らず、何も準備をしないで会社を辞めたキミはとても苦労するよ。

もちろん、覚悟はしていたんだ。

でももちろん、想像を超えるほど、苦しむことになるんだ。

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